お知らせ
2025
11.21
📸懐かしさに癒される。沖縄とレトロ映えの関係
こんにちは!みなさん、「レトロ映え」って聞いたことありますか?
今、若者の間で流行っているのが、あえて昔のデジカメや写ルンですや、古いiPhoneを使って写真を撮るスタイルなんです。
スマホで高画質・AI補正が当たり前の時代に、
どうして古いカメラが人気なのか、考えたことはありますか?
SNSでは「#デジカメ女子」「#平成レトロ」などのタグが急増中。
くっきりしすぎない画質、少し白く飛んだフラッシュ、淡い色味。そんなゆるくてエモい雰囲気が、今のZ世代に刺さっているんです。私のおすすめは、夜にデジカメのフラッシュを焚いて撮ること。光と影のコントラストが生まれて、ぐっとドラマチックな映え写真になるんです!
実は私も、旅行に行く時は必ず「写ルンです」を持っていきます。
現像してみないとわからないワクワク感も、レトロカメラの魅力のひとつです。

[舞鶴ふるるファーム コテージ]
再熱するレトロカルチャー
今どきのトレンドは、最新技術ではなくちょっと前の世代”をあえて選ぶことから生まれています!
そんな流れは写真だけじゃありません。
ファッションでは「Y2K(Year 2000)」スタイルが再ブーム!ローライズデニムや厚底ブーツなど、2000年代初期のファッションが復活しています。
ゲームカルチャーでも、懐かしいタイトルがSwitchでリメイクされ話題に。BGMやビジュアルに当時の空気感を感じると、どこかホッとしますよね。
昭和レトロ喫茶も人気急上昇中。固めプリンやクリームソーダ、レトロな内装に癒される若者が増えています。私もレトロ空間で飲むクリームソーダが大好きで、よく喫茶店やカフェに通ってます!笑

[喫茶 ソワレ]
実はこの「レトロを楽しむ感性」、沖縄の文化とも深くつながっています。
沖縄では、古い家屋や石垣、ゆっくり流れる「ウチナータイム」など、過去を切り捨てずに今と共に生きる文化が根づいています。
那覇の市場や古民家カフェ、昔ながらの集落風景も、新しいものと古いものが自然に混ざり合っている。まるでレトロカメラの写真みたいに、少し色あせていて、でもとてもあたたかかく落ち着きます。
便利で完璧じゃないことを楽しむ。時間のゆるやかさを大切にする。そんな感性が、レトロ映えにも通じている気がします。

[ライト商会三条店 ギャラリースペース]
レトロ映えは、ただの写真ブームではなく、「完璧を求めない生き方」や「時間の流れを味わう感性」の象徴かもしれません。
どれだけ便利な時代になっても、少し不便で、少し粗くて、でも心が動く瞬間。
そんな味のある時間を求めて、若者たちは今日もシャッターを切っています。
最新を追いかけるのではなく、一歩引いてあえて古く撮る。そこに、今を生きる私たちの「癒し」や「美しさ」があるのかもしれません。
沖縄の街並みや空の色、海風のゆるやかさ。そんな時間が止まったような瞬間こそ、レトロ映えがいちばん輝く場所なのかもしれません。

[摂津峡 BBQフィールド]