お知らせ

多職種連携により早期に問題を解決した事例

フロンティアゆいの3つの事業

フロンティアゆいは、福祉用具事業・ヒューマンケア事業・薬局事業の3つの事業を運営しており、それぞれが連携してサポートできる体制を整えています。

福祉用具事業

介護保険を利用した福祉用具のレンタル・販売を行っています。利用者の生活環境に合わせた適切な福祉用具を提供し、安全な暮らしをサポートします。

ヒューマンケア事業

介護保険を利用したヘルパーの派遣により、日常生活の支援を行います。食事や入浴といった身体介護に加え、家事や買い物援助などの生活支援を通じて、利用者が自立した生活を維持できるよう努めています。

薬局事業

保険薬局として処方薬の提供を行うほか、在宅対応にも力を入れています。医療保険・介護保険の枠組みの中で、服薬管理や健康相談を行い、利用者の健康を包括的に支えます。

多職種連携による対応事例の紹介

不安を抱える利用者の生活の安定を支えるために、各事業所が連携、迅速に対応した事例を紹介します。

◆服薬管理による生活の安定

利用者は独居で軽度の認知症があり、眠れないなどの不安から薬を多量に服用する事例が発生。家族からの相談・対応依頼を受け、薬局事業が服薬管理を担当。適切な服薬管理により、多量服用が解消され、安定した生活を維持。

お薬カレンダーで管理。カレンダーの横に配置し、受診日まで服薬状況がわかるように工夫
お薬カレンダーで管理。カレンダーの横に配置し、受診日までの服薬状況がわかるように工夫

◆転倒事故への対応

利用者が自宅で転倒し、手首を骨折。家族からの連絡でヘルパーが状況を把握し、速やかにケアマネと福祉用具事業の担当者に報告。
福祉用具事業が手すりの追加を提案し、ケアマネの了承を得て設置。利用者の安全性が向上し、安心して移動できる環境を整備。

転倒防止のため手すりを追加
転倒事故防止のため手すりを追加設置

◆継続的な健康支援

ヘルパーや薬剤師が定期的に服薬状況や健康状態を確認し、必要に応じて調整。利用者が安心して過ごせるよう支援を継続。

ヒューマンケア事業のヘルパーによる定期的な生活援助で生活状況や健康状態なども確認

◆社会から取り残さない活動

認知症の方が「希望」を持って「働く」をテーマとした「なんくるないさぁカフェ」を定期的に開催し、認知症の方の社会参加に貢献。本件の利用者も参加し、「楽しかった」との感想があり、また、「働く」対価として報酬を受け取ったことについては「働いたつもりはなかったが、お小遣いをもらえて満足」と笑顔で話されていました。


第4回なんくるないさぁカフェの様子は こちら

フロンティアゆいの強みである多業種連携によって、利用者の安全と健康を総合的にサポートする事例となりました。

これからもフロンティアゆいでは、3事業連携して地域の方々のニーズにお応えできるよう活動してまいります。

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