お知らせ
熱中症に気をつけましょう
熱中症とは
熱中症とは、暑熱環境で発生する障害の総称で、「熱失神」、「熱けいれん」、「熱疲労」、「熱射病」などの病型があります。
毎日、更新されている熱中症警戒アラートご確認ください。
高齢者は特に注意しましょう
高齢者は年齢とともに体の水分量が減ったり、温度に対する感覚が弱くなるため、室内でも熱中症にかかりやすいといわれています。ご本人及び周囲の方は、以下のことを気にしながら熱中症対策をおこない、暑い時期を乗り切りましょう
室内における熱中症の原因
外出の機会が減り、屋外での運動が減少することによって、汗をかく能力の向上(暑熱順化)ができていない場合があります。また、下図のような体の変化も一因です。

熱中症予防のポイント
以下のポイントを参考に、暑さを避け、水分を摂るなどの熱中症予防を心がけましょう




水分+電解質の補給を
体の水分量を維持するためには、体液に近い成分のイオン飲料がおすすめです。ナトリウムなどイオン(電解質)を適切な濃度で含んでいるので体に負担をかけず体内に素早く吸収されます。さらに尿として排出されにくく、水と比べても体内保持率が高いイオン飲料は長時間体を潤し続ける特性があり、水分補給に適しています

こまめに補給を
1日に飲料として摂る水分は、1,200ml程度が目安となります(汗を多く書く場合は、多めに摂る必要があります)。但し、一度に飲んでも余分な水分は尿へ排出されるため、1日8回くらいを目安にすると良いでしょう。
※お茶やコーヒー、アルコールは利尿作用があるので注意しましょう。

監修:中京大学スポーツ学部教授/医師/医学博士 松本 孝朗 先生 | © 大塚製薬
職場での熱中症対策が義務付けに
令和7年6月1日から改正労働安全衛生規則が施行され、職場での熱中症対策が義務付けられました。具体的な対策は以下の通り
- 熱中症の自覚症状がある人、熱中症のおそれがある人を見つけた場合の連絡体制を整備すること。
- 体を冷やしたり、医療機関へ搬送するなど、重篤化を防ぐ手順を定めること。
暑さ指数(WBGT)が28以上または、気温が31度以上の環境で、連続1時間以上または、1日4時間以上の作業が対象となります。
熱中症対策にOS-1
水分や電解質の補給に効果を期待できるのが、経口補水液OS-1(オーエスワン)です。軽度~中程度の脱水症状にも効果があります。フロンティア薬局各店でも取り扱いがございますので、窓口でお気軽にお声がけ下さい。