お知らせ
世界糖尿病デーについて
11月14日は国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機構(WHO)が制定した「世界糖尿病デー」です。
世界の糖尿病の原状と予測
糖尿病は世界の成人の約10人に1人(10.5%)、約5億3,700万人が抱える病気です。年間670万人以上が糖尿病関連の合併症で死亡しており、これは5秒に1人が命を奪われている計算です。2045年には糖尿病患者が約7億8,300万人に達すると予測されており、特に発展途上国での増加が顕著です。糖尿病は経済成長や生活水準の向上、教育改善の大きな妨げとなっています。
世界糖尿病デーとその趣旨
上記のような状況を受け、国連は2006年12月20日に「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を採択し、11月14日を「世界糖尿病デー」に指定しました。この日には、世界各地で糖尿病の予防や治療を促進するイベントが開催されます。日本でも、日本糖尿病学会や日本糖尿病協会が中心となり、建造物のブルーライトアップや街頭での啓発活動が行われます。皆さまもぜひ参加し、糖尿病について考え、予防に向けた一歩を踏み出しましょう。
世界糖尿病デーのシンボル
11月14日に合わせて世界中で様々なキャンペーンが行われます。世界糖尿病デーのシンボルは青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」が用いられます。国連や空を表す「青(ブルー)」と団結を表す「輪(サークル)」で構成されています。「糖尿病に対して団結しよう」という意味が込められています。
各地でのイベント
11月14日には、全国各地でライトアップや啓蒙活動が行われます。全国のイベント情報は、以下の公式ページからご確認いただけます。また、公式ページに記載がない地域でも、独自にイベントを開催することがあります。11月にブルーのライトアップやブルーサークルを見かけた際には、ぜひ糖尿病について考えてみませんか。