お知らせ
お待たせしないために ─「一包化」をスムーズにする薬局の工夫
「まだかな…」のその間に─薬局の舞台裏では…
処方箋を受け取ったあと、薬剤師は複数の工程を経てお薬を準備します。特に「一包化」のような個別対応が必要な場合、PTP※包装(錠剤などを1錠ずつ密封した「押し出して取り出す」タイプの包装)から錠剤を一つずつ取り出す作業が発生し、時間がかかってしまうことがあります。
従来の手作業による一包化調剤は、薬剤師の指先への負担や時間的制約もあり、お待たせしてしまう一因となっていました。
参考:
お薬の「一包化」ご存知ですか?
「私の薬まだできませんか??」なぜ待たされる!? – 薬局での待ち時間の背景…Vol.2
※PTP = Press Through Package
調剤現場の工夫 ─ 調剤機器導入で変わる調剤のスピード
フロンティアゆいでは、フロンティア薬局全店舗に、株式会社トーショー「PTP除包機パラスター」を導入し、調剤業務の効率化を図っています。パラスターは、1分間に最大150錠の除包が可能で、従来の手作業と比べて待ち時間短縮に役立っています。
参考:『PTP除包機:パラスター』:株式会社トーショー(動画)
作業時間を比べてみると…
手作業での除包作業は…


30錠の除包で約33秒かかりました。


パラスターを使用すると…


30錠を約18秒で除包できました

👇️1シートならほぼ一瞬で除包完了!!👇️
パラスター導入により、従来と比較してお薬をより迅速にご用意できるようになり、薬剤師の負担も軽減されました。
待ち時間の軽減と、よりスムーズなお薬のご提供へ
フロンティア薬局では、患者さまの待ち時間軽減と、より安心してご利用いただける薬局を目指し、今後も調剤機器の活用と業務の効率化を進めてまいります。
